⇒当記事下に、ポンプの仕様比較と電気代比較があります
ボクが使っているオーバーフロー水槽は、水槽台(キャビネット)下にマグネットポンプが設置されていて、濾過槽から水を汲み上げ、水槽内まで揚水して水を循環させています。
元々、オーバーフロー水槽のセット品だったマグネットポンプですが、この水槽自体が、店舗の生け簀用や海水魚用でも使えるようになっていたため、強めのものがセットされていました。(これ自体は問題ではありません)
海水魚は水流強め。それでも足りなくて水流ポンプを足すようなこともあります。
※実際、付属のポンプの流量を最大にすると、水槽内が洗濯機のように回りました笑
しかし金魚の体形維持のためには、止水(水が流れていない状態)がよいと言われることもあるほど。
ポンプのコックをひねると流量を抑えられるようになっていますが、ひねりすぎるとポンプに負担がかかりさらに発熱しそうで怖いです。
※コックを90度・水平まで絞ると水が沸騰するとかしないとか!?
※コックを90度・水平まで絞ると水が沸騰するとかしないとか!?
ということで、以下の理由で、マグネットポンプを「2サイズ」ほど落としたものを別途購入して付け替えることをしました。
- 金魚の体形維持のために水流弱めにしたい
- 酸素の供給やゴミを濾過槽に流すために、中の弱くらいの水流で調整したい
- ポンプの負担を減らして夏の室温(≒水温)上昇対策をしたい
このほかにも、
- 水流が強いと有茎型の水草が「たなびいて」しまう ※これ結構問題
- 水流が強いと金魚が頑張って泳ぎ続けてしまい、背びれを畳む癖がついてきた汗
- ポンプの音をもっと静かにしたい
- ポンプは24時間・365日稼働するので電気代が高そう
【付け替え前後のポンプの仕様比較】
a)元々標準だったポンプ SANSO PMD-582B2M
⇒本体重量3.4kg、消費電力100W、標準揚程5m-標準揚水量35L/min
b)ダウンサイジングで付け替えたポンプ SANSO PMD-371B2M
⇒本体重量1.7kg、消費電力44W、標準揚程3m-標準揚水量19L/min
※本体重量50%ダウン、消費電力56%ダウン、揚水量46%ダウン
【付け替え前後のポンプの電気代比較】
A)元々水槽セットに標準だったポンプ SANSO PMD-582B2M
⇒電気代:100W×24時間×30日×26円(1kWあたり)=1,872円/月(22,464円/年)
B)ダウンサイジングで付け替えたポンプ SANSO PMD-371B2M
⇒電気代:44W×24時間×30日×26円(1kWあたり)=824円/月(9,888円/年)
※22,464円-9,888円=12,576円/年の電気代削減
ちなみに、この2つのポンプは、給・排水口のサイズが同規格になっていて、付け替えが簡単でした。
【その他の効果について】
・稼働音
正確な測定機器は持っていませんが、かなり小さくなりました
※水槽台の扉を閉めるとほぼ無音に(喜)。水槽外に置いてあるエアポンプやフロー管を落ちる水の音の方が大きく聞こえるほど。
・発熱
正確な測定機器は持っていませんが元々のポンプより小さいはずです
※手でポンプに触れてみるとあまり変わらないくらい熱いですが・・・
・水温上昇抑制
マグネットポンプは、水中モーターと違って水を直接温めてしまうようなことは無かったと思うのですが、水槽台の扉の中や部屋全体も相当に温められていたはずなので、こちらも幾分かはよい影響になると思っています。
趣味は楽しく。経過をみて何かあればまた報告します。